2024.11.14
子育て | 2023.02.27 |
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フルタイム勤務でも幼稚園が利用できる? 幼保一元化について調べてみました。
我が家は、送り迎えのしやすさなどを考え、校区外の保育園に通っていましたが、上の子が春から小学校に入学するのを機に、今後の事を考え下の子も校区内への転園を検討しました。
近くの幼稚園が幼保一元化で「幼稚園」から「こども園」になり、共働きの家庭も利用しやすくなったと聞き、言葉としてはよく耳にしていましたが、実際にどう違うのか調べてみました。
幼稚園と保育園の違い
園の運営や方針によって違いはあると思いますが、幼稚園は就学の準備として学習面・教育活動を主体とした運営を、保育園は日常の生活や保育を主体とした運営をしています。
- 幼稚園とは
満3歳から小学校就学までの幼児を教育し、年齢に相応しい適切な環境を整え、心身の発達を助長するための教育施設です。
管轄官庁は文部科学省で、学校教育法の下運営されています。
保育時間は9時~14時頃までが基本です。
- 保育園とは
保育を必要とする0歳~就学前までの児童を保護者に代わって預かり保育する事を目的としている施設です。
所轄官庁は厚生労働省で、児童福祉法の下運営されています。
保育時間は原則8時間以上となっています。
幼保一元化によって認定こども園が誕生
幼保一元化とは、幼稚園と保育園を一つにまとめる事を目的としていて、待機児童や保育士不足などの育児サービスを取り巻く問題に対応するために進められた施策だそうです。
これによって、「日常に必要な保育」と「就学までの準備としての教育」の両方を兼ね備え、保育園と幼稚園の良いとこどりをした「認定こども園」が誕生しました。
正社員やフルタイムで勤務するワーママにとって、幼稚園は短時間保育のため利用が難しかったのですが、幼保一元化によって保育園と同様に早朝や延長保育、夏休みの預かりが可能になり、ワーママも幼稚園の利用がしやすくなりました。
フルタイムワーママから見た保育園との違い
幼稚園(認定こども園)への転園を検討するにあたって、親子面談に参加し、私なりに感じた保育園との違いを挙げてみました。
- 保護者活動が保育園に比べると盛ん
コロナ禍になって以前より簡素化したそうですが、バザーなどのPTAが主催する行事があります。
準備や当日の運営などお手伝いが必要で、平日開催のため仕事との調整が必要となりますが、一元化によって強制参加ではなくなったとの事でした。
- 夏休みなどの長期休暇は子どもの人数が少なくなる
幼稚園時間で通っている子どもには長期休暇が存在します。
児童数が少なくなるため、その期間は異年児合同での保育となるそうです。
- 保護者同士の交流の幅が広がる
保育園と比べると、共働きや専業主婦の家庭など、様々なタイプの家庭との交流が持てます。
保育園の時はママ同士もお互い忙しく、情報交換をする機会もありませんでしたが、専業主婦のご家庭ともつながりが持てるため、地域の習い事の情報や学校の情報など、色々な情報を得る機会が増えると期待できそうです。
まとめ
今回調べてみて、幼保一元化(認定こども園)は幼稚園と保育園の良いとこどりをした施設だと私は感じました。
メリット・デメリットは様々ありますが、選択肢が増える事はママにとってもお子さんにとっても良い事だと思います。
ママもお子さんも長い間お世話になる施設なので、色々な体験や学び、遊びを通じて楽しい思い出をたくさん作ってもらいたいと思います。
この記事を書いた人 | |
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7歳児と5歳児の子育てと仕事を両立するワーキングママ クリエアナブキ 松山支店 キャリアコンサルタント |
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