2024.11.14
仕 事 | 2020.12.10 |
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ママの職場復帰で困ることは?先輩ワーママの解決法!生活に合わせて家族が変わった!
職場復帰で困ること、その解決法は?
なに着て行こう・・・復職を機に変わった価値観
採用活動をしていても、ママたちから必ずと言っていいほど質問を受けるのが、「服装」についてです。
収入を得るために仕事を始めるのに、仕事用の洋服や靴やバッグが必要となると、何となく本末転倒な気分になるものです。
私も仕事に復帰をするとき、仕事用の洋服は何点か着回しがきくものをまとめ買いしました。出費だなぁと感じましたが、その反面、普段着は本当に数枚しか必要なくなりました。
年中エアコンで温度調整されているオフィスにいますので、あまり種類も必要ありません。家にいたときの方が、1人なのでエアコンを節約しようと、温かい靴下をたくさん持っていたり、夏も着替えがたくさん必要だったりと、むしろ衣料費がかかったものです。
心境の変化もありました。仕事を始めてから、それほど衣類に興味もなくなりました。TPOをわきまえることが達成できたら、あとは管理が楽な方を優先するようになりました。
そして、2年間1度も着なかった洋服を処分すると、クローゼットの衣類は1/3くらいに減り、衣替えも楽になりました。
毎日があっという間!復職で気付いた大切なこと
フルタイムで仕事を始めてしばらくは、とにかく時間が足りない、もう一つ身体が欲しいと思うことがよくありました。家事ができないだけではなく、子どもとの時間は激減しました。
平日の参観日や、引き取り訓練などには全く参加できなくなりました。そんなときは、このままで大丈夫なのかと不安になりました。
ところが、しばらく経つと家族との時間が休日しかとれない環境に、家族全員が適応しました。そして、それが当たり前になってくると、専業主婦のころの生活が非日常の毎日だったというような感覚も生まれてきました。
私たち日本人は、保育所や幼稚園に入ったときから、ずっと社会生活を送っています。よく考えると、専業主婦になり一日中家で過ごすことこそ、初めての経験だったと思うのです。
勤労・納税・教育は国民の義務です。納税者であることに誇りをもち、残業してインスタントラーメンが晩御飯の日があっても、それは立派な日常生活で、頑張るお母さんにかわりはないのです。
時間もお金も、ミニマリスト思考で解決
仕事に復帰して、家の中の物や家事の時間の使い方、人間関係も、多くのことを断捨離しました。それぞれの最小限を選択するために、よりよい選択をするために、よく考えて時間やお金を使うようになりました。
ある人の言葉が印象的でした。「洋服も気に入ったものを1枚しか持たなければ、毎日一番気に入ったものを着ていられる」と。
全てにおいて、今現在が1番気に入ったものであるような生き方は、無駄がなくて、心地がいいはずです。
私が、フルタイムで働き始めて、日々子どもの道具や部屋を片付けなくなり、三男はよく探し物をするようになりました。そんな不自由な日々が続いた後、しばらくして三男の部屋をのぞくと、まるでホテルのように片付いていて驚きました。
むしろ、私が片付けていたころより何倍もきれいで清潔でした。母親を頼ることをあきらめ、自己管理を始めたのです。
子どもたちも、母親のいない時間をどう過ごすのか模索していたのだと思います。
まとめ
仕事をすることで、困ることもできなくなることも、きっとたくさんあります。
でも、それをみんなで乗り越えれば、それはそれでいい家族です。仕事をして悪いことなんて、あるはずがないと信じています。
「働かざる者食うべからず」なんて嫌いな言葉ですが、自分で働いて食べていけることは、素晴らしいことです。
この記事を書いた人 | |
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新卒でクリエアナブキに就職。結婚後は専業主婦として4人の子どもの育児に専念し、長男の大学進学を機にクリエアナブキに再就職。日々、仕事に育児に奮闘中! |
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