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子育て 2023.05.18

男性の育児休業ってどう?実際に取得した先輩パパに聞いてみました!

2022年10月に「産後パパ育休」が施行されるなど、男性が育児休業を取得しやすい環境に変わりつつあります。

 

ですが、いざ実際に取得するとなると「前例がないので取りづらい」「周囲に迷惑がかかるのでは」という声もまだまだ多く聞こえてきます。

 

そこで今回は、クリエアナブキで実際に育児休業を取得した男性社員2名に、取得したきっかけや実際に取得してみてどうだったかなど、色々と話を聞いてみました!

 

 

プロフィール

 

育休を取得しようと思ったきっかけ

 

司会:育休を取得しようと思ったきっかけや理由を教えてください。

 

わたる:法律が変わったという認識はありましたが、それよりも子育て自体が何回も経験できることではないですし、せっかくの機会なので取得することにしました。

 

司会:確かに、人生のうちで子育てを経験できる機会ってそんなにないですよね。ひさやさんはどうですか?

 

ひさや:元々は育休についてそんなに考えていませんでしたが、総務から育休についての案内があったこともあり、家族と相談しました。

 

司会:なるほど、会社からの案内がきっかけだったんですね。

 

ひさや:はい。たまたま義姉も同じ時期に第二子の出産予定があり、姉妹揃って義実家へ帰省する予定でした。義実家は義父が単身赴任中なので、サポートできるのが義母のみになるんです。さすがに乳幼児3人の育児は大変ですし、義兄も育休取得すると聞いたので、それなら私も育休を取ってサポートしようと思い、取得を決めました。

 

 

育休の取得期間について

 

司会:育休を取得した期間がそれぞれ異なりますが、その期間にした理由を教えてください。

 

ひさや:2ヵ月半にした理由は、育児休業給付金が最初の半年は給与の67%ですが、この期間をなぜか3ヵ月だと勘違いしていて。4ヵ月目から50%になると考えたらさすがに経済的に厳しいということもあり、この期間にしました。勘違いがなければもっと長くしていたと思います。

 

司会:確かに金銭的な理由は大きいかもしれませんね。わたるさんは2週間と少し短めでしたよね。

 

わたる:そうですね。仕事で迷惑をかけてはいけないという気持ちが先立ちまして、2週間程度なら大丈夫かなと。周りからは「短いね」とよく言われましたし、実際2週間はあっという間でした。もし次の機会があるならもう少し延ばしてもいいなと思います。

 

ひさや:私も次の機会があって、もし取れるなら半年取りたいですね。実際に育休を取ってみて、最初の1ヵ月はなんで泣いているか分からなかったんですが、2ヵ月目に入ってからはなんとなく泣いている理由が分かってきたり、1日のスケジュールが読めたりと色々と見えてきたので。その時の状況にもよりますが、少なくとも今回と同じ期間は取りたいと思っています。

 

司会:育休に入る前に気を付けたことや意識したことはありますか?

 

わたる:やはり仕事ですね。休みの間に何かあっても対応してもらえるように支店長や支店メンバーとしっかり情報共有を行いました。必要なところは同行してもらったりもしました。

 

ひさや:私も情報共有は意識しました。期間が少し長めだったので引継ぎのような形で営業先に同行してもらったり、スタッフさんの更新確認を早めにしたり、必要な書類の回収は休みに入る前に終わるようスケジュールを調整しました。あと注意事項の引き継ぎ書を作ったりもしました。

 

 

実際に育休を取得してみて

 

司会:育休を取得する前に思っていたことと、実際に育休を取得してみてのギャップなどありましたか?

 

わたる:2週間の育休中、もちろん育児のために取得しているのでしっかり子育てと向き合うつもりでいましたが、同時に自分自身もゆっくりできるのでは、という邪な思いも正直ありました。実際に休みに入ってみるとゆっくりはできなかったですね。ただ、育休を取ったからこそしっかりと育児に向き合えましたし、妻が普段やってくれている家事のありがたみを感じました。やってみないと分からないことだったと改めて思いました。

 

ひさや:私もわたるさんと同じです。2ヵ月半の育休中は妻のサポートや育児をするつもりではいたものの、やっぱり心のどこかで今までよりも落ち着ける時間が出てくるかなと思っていました。ただ、想像以上に寝てから起きるまでが早すぎて。ミルクなどですぐに泣き始めるので、昼も夜も落ち着いて寝られませんでした。思っていた以上に手がかかるというか、一人でやるのはめちゃくちゃキツイなと。育休取って良かったなと思いましたね。

 

司会:育休中、家事などは役割分担を決めていましたか?

 

わたる:まずは自分ができることは全部経験しようと思って一通りやりました。ある程度全体像が掴めてきたら、これは私、これは妻という感じで自然と役割が決まってきて、おむつ交換やミルク、お風呂、クリームを塗ってあげたりしています。あとは簡単な料理やボタン付けも自分でやるようになりました。

 

ひさや:料理は妻に任せていて、洗濯やごみ捨て、掃除などは主に私がやっています。妻が母乳をあげた後の寝かしつけもやっていました。育休後はできることが限られてしまったんですが、おむつ交換、洗濯、ごみ捨てなどは朝のうちにやって出勤するような感じです。なるべく残業しないように調整しているので、帰ったらすぐお風呂に入れてクリームを塗ってあげています。

 

 

周囲の反応は?

 

司会:育休取得を決めたときの周囲の反応はどうでしたか?

 

わたる:周りからは「短くない?もっと取ったら?」と言ってもらえました。担当しているスタッフさんも子育てを経験している方が多いので、母親目線で応援してくれましたね。パパも育休取れるなんてクリエアナブキさん進んでるね~!と好意的な反応も多かったです。

 

ひさや:私もわたるさん同様に担当スタッフさんから色々アドバイスをもらいました。「夜の授乳の時は一緒に起きてあげてね」「ゴミ捨てはまとまったやつを持っていくだけではなくゴミ箱から袋を回収するところからやるんだよ」といった具合に。

 

司会: 実際に育休取得するとなると不安もあったと思いますが、そうやって周りから応援してもらえたりアドバイスもらえたりすると嬉しいですよね。子育てにも前向きに取り組めもうという気持ちになれそうです。

 

わたる:ひさやさんが先に育休を取ってくれたので、私も続けて取りやすかった、というのもありますね。先陣をきってくれる人がいたので勇気がもらえました。

 

ひさや:私も育休を取ろうと考えたときに、先に1年間の育休を取得した男性社員がいたので「じゃあ大丈夫だな」と思いました。でも自分が取った後、そこで終わったらどうしよう…という不安もあったので、わたるさんが続いてくれてよかったです!

 

司会:育休は取って良かったと思いますか?

 

わたる:はい、思います。積極的に関わったことで自分ができていなかったことが分かるようになりましたし、妻にまかせっきりになっていたことに気づけました。自分でボタンを付けられるようにもなりましたし(笑)

 

ひさや:子どもが生まれる前までは、家事は気づいた方がやるというスタンスだったんですが、育休を取得してからは自然と私がやる部分が増えました。育休中にしっかり子育てに関わったことで、子育てが日常の一部になったと思います。

 

 

育休取得を迷っている方へ

司会:新米パパになる方や育休取得を迷っている方に向けて一言お願いします。

 

わたる:育休に限らず、積極的に育児に関わることが大事だと思います。この機会にしかできないことでもあるので、しっかり子育てに向き合っていただいて、取れる環境の方はぜひ育休を取ってください。

 

ひさや:男性の育休はまだまだ浸透していないかもしれませんが、誰かがやらないと会社も変わらないですし、自分が育休を取得することで他の人も育休を取りやすくなるかもしれません。家庭ごとの事情や経済的な問題もあるので、家族としっかり話し合って、もし育休が取れる環境であれば取っていただいて、難しい方は育休以外の形で、色々調べたり周りに相談したりしながら積極的に関わってほしいと思います。

 

司会:ありがとうございました。

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