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仕 事 2020.04.16

育児休暇をどう過ごす?先輩ママが2回の育休で分かったこと。会社とのかかわり方も工夫しよう。

 

ワーキングママが経験する育児休暇。長期間にわたって職場から離れることになります。

 

子どものことが心配だったり不安だったり、一方で、職場やご自身のキャリアのことが気になる方も。人それぞれと思うものの、他の人がどんな風に育児休暇を過ごしているのか気になりませんか?

 

これまでに2回の育児休暇を取得した私自身が経験して分かったこと・感じたことを、仕事復帰を前提として「職場とのかかわり方」「スキルアップ」の2つのテーマで振り返ってみたいと思います。

 

これから育休を取る方の参考になればと思います。

 

育休期間中の職場とのかかわり方について

 

育休中は、会社の動きなども分かりにくく、自分だけ休みをもらっている後ろめたさから職場訪問もしにくくなりがちです。しかし、復帰後のことを考えると、同僚や上司とのコミュニケーションはしっかりととっておきたいところです。

 

まずは自分からアクションを!

 

郵送で済む書類を直接持っていくとか、近くまで来たからとか理由は何でもいいと思うので、機会を見つけて訪問することをお勧めします。

 

そして、可能なら是非赤ちゃんも連れて職場訪問してみてください。子ども連れ訪問については賛否あると思いますが、子どもを連れて行くことによって、子どもがいることがイメージしやすくなり、復職後もお休みや勤務の調整など相談がしやすくなると思います。

 

とはいえ、周りの人はお仕事中です。もしかしたら大事な商談がある日かもしれません。お子さんを連れて行くときには、事前にひとこと声をかけておくことを忘れずに。

 

会社情報をチェックしよう

 

最近は、TwitterやFacebookなどのSNSで会社の取り組みを紹介している企業も多くなりました。フォローさえしておけば勝手に情報が入って来るので、ぜひチェックしてみてください。仕事をしている時とは違った視点で会社を見るいい機会にもなります。

 

会社が今どんな取り組みをしているのかなど、休職中の会社の動きにもしっかりチェックしておきましょう。同僚との会話もしやすくなると思います。

 

社内の方たちへのお願い

 

もし、育休中の方に連絡を取ることがあれば「気軽に顔を見せにおいで」と是非声を掛けてあげてください。その一言があるだけで、ずいぶん訪問しやすくなると思います。

 

もし、社内でイベントなどがあれば、参加は無理かな?と思っても、声がけだけでもしてみてあげてください。たとえ参加は出来なくても、声を掛けてもらえるだけでうれしいものです。

 

 

育休中のスキルアップについて

 

せっかくの長い休み期間、何かスキルアップしたいと思う方も多いと思います。

私も1人目の育休中、休んでいる時間の中で何か資格を取りたいと思い、お休みに入る前に資格に関する参考書をいくつか購入しました。

 

しかし、実際は勉強に充てられる時間はほとんどなく、その参考書は今もきれいなままです。そして、1年以上もお休みしていたのに、何もスキルアップできていない自分に焦りがありました。

 

目標は低めに設定

 

小さな事でも達成感が得られることが大事

 

1人目の失敗を活かして、2人目の時にはあえて目標は低めに設定。「無理なく短期間で出来ること」に変更しました。

 

託児付きの1日だけのセミナーに参加したり、新聞で興味のある記事をスクラップをしたり、小さな事でも達成感を得られることが大切だと感じました。

 

資格にこだわらない

 

赤ちゃんと一緒に出来る習いごとがお勧め

 

1人目の時、家にこもりがちになっていたので、2人目の時はとにかく外に出ることを意識しました。

 

ヨガ教室や、ベビーマッサージ教室など子どもと一緒に参加できる習いごとへ沢山参加しました。みんな赤ちゃん連れなので、泣いても気にならないし、月齢の近いママ同士悩み相談や情報交換をしたり充実した時間を過ごすことが出来ました。

 

焦らなくても大丈夫!

 

子育てで身についたスキルは仕事でも活かせます!

 

そうは言いつつ、特に育休中は自分の時間を持つこと自体、難しいと思います。無理にスキルアップや資格取得を意識しなくても大丈夫です。
子育てで身についたスキルは、仕事でもしっかり活かすことが出来ます。

 

例えば、以前読んだ本に子どもに分かりやすく伝えるポイントとして、こんなことが書いてありました。

 

  • 客観的に事実を伝える(感情的にならない)
  • 肯定的に伝える
  • 相手に共感する(まずは子どもの気持ちを受けいれる)

子どものことになるとつい感情的になってしまいがちですが、感情的になったところで伝えたいことはうまく伝わりません。このようなポイントは、仕事でも活かせるものではないでしょうか?

子育てにしか役に立たないと思っていたスキルも、実は仕事にも十分活かすことが出来るのです。

 

 

これから育休にはいる方にメッセージ

 

長いようで、あっという間に終わってしまう育休期間。仕事に復職すると、子どもとの時間も減ってしまいます。

 

どんな風にお休みを使うかは、人ぞれそれです。悩みや大変なことも多い時期ですが、誰かと比べるのではなく、自分と赤ちゃんが楽しく、気持ちよく過ごせることが一番大切です。

今しかない貴重な時間を、思う存分楽しんでくださいね。

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この記事を書いた人

7歳児と5歳児の子育てと仕事を両立するワーキングママ

クリエアナブキ 松山支店 キャリアコンサルタント
育休後アドバイザー

           
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