2024.11.14
子育て | 2021.09.14 |
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涼しくなったらキャンプに行こう♪親子で楽しめる秋キャンプの魅力をご紹介!
だんだんと涼しくなり、夜になると秋の虫の声も聞こえるようになってきました。昨今のブームに加え、コロナ禍でソーシャルディスタンスが保てるということから、キャンプは注目を集めるようになってきていますよね。
キャンプと言えば、夏!というイメージがありますが、私がおススメするのは秋のキャンプ。グランピングやバンガローもいいけれど、子どもと過ごすのであれば、非日常のテントを是非体験してほしいと思います。道具がないという方も、キャンプ場によってはテント等のレンタルをしていたり、常設のテントがあるところもあるので上手に利用してみてください。
秋がおススメな理由
涼しいので夜も快適
家では当たり前のように使っているエアコンがないため、夏のキャンプは場所によっては寝苦しい場合もあります。また、紫外線や虫さされのことなどを考えると、日中もあまり肌を露出しすぎることは避けたいですね。お風呂が近くにないキャンプ場であれば、汗をかく夏にシャワーを浴びずに1晩過ごすとなると子どもは特に“あせも”の心配もあります。
一方、少し肌寒いくらいの秋は寝袋や着るもので調整ができ、子どもの寝相も割と落ち着くので、狭いテントでもみんなで快適に眠れます。お風呂も、一晩くらい入らなくてもどうってことありません。もちろん、キャンプ場の中にシャワーやお風呂を完備しているところもありますし、その土地の日帰り温泉などに出かけるのも楽しみの一つになると思います。
満天の星と紅葉が楽しめる
川遊びは夏だけの楽しみですが、天気が良ければ星空観察は一年中楽しめます。より空気が澄みきっている秋に観る星空は最高です。
また、秋の楽しみと言えば紅葉です。子どもとキレイな落ち葉を集めたり、どんぐり拾いをしたりするのもいいですね。
条件が揃えば、雲海を見に早起きをするのもいいかもしれません。キャンプ場が標高の高い山などの場合は、近くにあるスポットに出かけてみるのもいいでしょう。その場合、キャンプ場が夜間閉門するところもあるので事前確認をしておくことと、早朝にテントサイトから車で出発することになるので、まわりのキャンパーへの配慮も忘れないようにしましょう。
虫刺されが減る。ただしハチには注意を
夏は蚊をはじめ、アブやブヨなどの虫が気になりますよね。特に、蚊は体温や汗を察知して集まるといわれています。体温が高く、汗っかきな子どもは格好のターゲットになってしまいますが、気温が20℃を下回るようになると虫の数も徐々に減少します。秋は夏に比べて虫刺されを気にすることなく、快適なキャンプが楽しめます。
ただし、秋のキャンプで注意したいのはスズメバチです。スズメバチは11月ごろまで活動していて、夏から秋までは攻撃性が一番高まる時期と言われています。もし、ハチに遭遇したら、以下のことに注意して冷静に対処しましょう。事前に子どもにしっかりと教えておくことも大切です。
- 巣に近づかない
- 大声を出さない
- 追い払わない
- 殺さない
- ゆっくり静かに後退する
- 刺されてもパニックにならない
- ポイズンリムーバーを常備する
ハチは黒や茶系の濃い色、香水や整髪剤などの強い匂いに反応します。キャンプ中は、黒い服を避け、白系の明るい色の帽子をかぶって頭を守りましょう。また黄色やオレンジ系の色は、ハチが認識しにくいのでおススメです。親子で着ていく服選びに注意し、匂いのあるものは付けず、出来るだけ対策をしておきましょう。
万が一刺されたら慌てず、すぐにポイズンリムーバーで処置して病院に行きましょう。
▲ハチだけでなくアブやブヨにも効果的なポイズンリムーバー。1,000円程で購入できます。
焚火を囲んで五感が磨ける
肌寒くなると、暖を取るための一つの方法ですが、焚火は屋外キャンプの醍醐味。自宅のキッチンもガスからIHへとどんどん変わっていっている今の子ども達にとっては、炎を見るのが初めてだったりして、とても新鮮に映るようです。うちの子どもたちも、興味津々で木の枝や葉っぱを持ってきて燃やしてみたりと大はしゃぎ。
もちろん、やけどなどには十分気を付けてあげる必要がありますが、知らない、知る機会がないことも危険です。やけどをしそうになったり、煙が目にしみたりするのも大切な経験。「これ以上近づくと怪我をする」ということを身をもって体験することが大切なのです。
また、焚火にはリラックス効果もあるらしく、ゆらゆらと揺れる炎を見るだけで不思議と安らいだ気持ちになってきます。
夏に比べて混雑しない
夏休みのイベントとして家族で出かける人も多い夏に比べて、比較的空いています。ただ、2日間でのキャンプだと、1泊したら翌日の日中にはテントを撤収しなければいけないため、3連休などはやはり予約が集中します。早めに予定を組んでおいたほうがベターです。
テント自体が非日常ですが、周りから少し距離を取ることで、自然の音に耳を傾けることができますよ。また、オートキャンプ場は区画分けがされているので、テントの近くに車を停めることができ、荷物が多い子ども連れでも安心です。独立した水場や調理台が設置されている場合も多く、小さなお子さんがいても、目の届く範囲でほとんどのことができます。
また、最近はテントサイトでも電源を完備しているところがありますが、子どもと一緒に体験するのであれば、ここは電気がない環境がおススメです。夜は家で過ごすことがほとんどの子どもにとって、暗くなった時間に外で過ごすこともワクワクするようです。また、LEDランタンや焚火だけでは室内ほどは明るくないもの。普段の生活がいかに便利な家電に囲まれているか、多少の不便を実感することで、電気の大切さが分かったり、最近全国的に起こる自然災害時の避難所生活の予行演習にもなるかもしれません。
まとめ
いかがでしたか?
普段は、ゲーム三昧、テレビ三昧のお子さんも是非、キャンプに行くときはゲーム機を家に置いて出かけてみてください。
子どもって不思議なもので、何も無いようなところから遊びを生み出します。
色々と制約の多い日常を離れ、たまには自然の中で過ごして、家族でみませんか?
この記事を書いた人 | |
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小学生の女の子2人を育てるワーキングママ |
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