2024.11.14
子育て | 2020.12.22 |
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「子どもの習い事」なにを?いつから?親子で無理なく、楽しく通えるものを選ぼう!
子どもに何か習わせたい、親としてできること。
子どもが生まれると、お父さん、お母さんの子どものころの経験から、これを習っておけばよかった、将来のためにあれができるようになればいいよねと、様々な経験をさせたいと考えるようになりますよね。
もちろん、子どもから「○○をやりたい」と言うこともあるでしょう。では、子どもに何か習わせたいと思ったとき、どのような習い事をいつごろからさせてみると良いでしょうか?
働きながら、11歳と8歳の女の子を育てている私の立場から考えてみました。
何歳くらいから始めたら良い?
習い事を始めるタイミングは、家庭によって様々です。
早い場合は、0歳ごろから始める習い事も。リトミックや英語、ベビースイミングなど、親子で参加するタイプの習い事のため、遊びを中心に楽しめるタイプのものが多いです。
ある程度、自分のことを一人でできるようになり、簡単な言葉も理解するようになる3~4歳ごろからは、レッスン中は子どもだけで参加するタイプの習い事も増えてきます。送迎だけ、またはレッスン中は少し離れたところで見守るというスタイルに変化してきます。
5~6歳ごろになると、自分で興味を持ったことを「やってみたい」と言い出すかもしれません。実際に、習い事を始める子どもが増えてくるのも、このくらいの年齢からになります。ピアノや習字、水泳など定番のもの、野球やサッカーなどのスポーツに加え、最近では、ダンスやプログラミングなども人気だそうです。
我が家では、長女は生後6か月から半年ほどベビースイミングをしていましたが、次女は4歳のスイミングまでは何も習わせませんでした。その後、2人とも小学生になり本人から「やってみたい」と言い出した習い事にシフトしました。
子どもの好きなことを見つけて選ぼう
習い事をさせたいけど、何が向いているんだろう?たくさんの習い事から選ぶのは、悩みますよね。
そんなときは、まず子どもが好きなこと、興味があることから選びましょう。
いくら将来のためにと思っても、子どもに興味が無いと面白くないでしょうし、身にもつかないばかりか続きません。大人も同じですよね。
子どもが、何に興味を持っているか分からないようであれば、体験などを利用して様子を見るのもいいと思います。1回やってみれば、興味が無いものは子どもも親も分かるでしょう。特に嫌がってないようなら、少し続けてみても良いかもしれませんね。
まずは見学に行ってみよう。選ぶときのポイントは?
いざ、習い事の種類が決まったら、可能であればいくつか教室の情報を収集し、まずは見学に行ってみるのがオススメです。教室の雰囲気や、子どもと先生との相性はどうか、しっかり見ておきましょう。
また、月謝についても1回あたりの時間はどれくらいか、週1回か2回か等、通う頻度によってかかる費用も変わってきます。欲を言えば、お休みする際に振り替えに柔軟に対応してくれるところであれば、月謝が無駄にならずに済むので安心です。
子ども一人で通わせたいと思っている習い事であれば、安全に通えるかどうかも重要なポイントです。
習い事によっては、習熟度や年齢によりクラスが変わり、時間帯や曜日が変わるような場合もあるので、合わせて確認しておきましょう。
家から遠い場合は、送迎も必要になりますし、スポーツの習い事では練習試合のために遠方まで出向いたりするなど、保護者が持ち回りでお世話をするものもあるようです。送迎や付き添いの時間が無理なく取れるか、家庭内でよく話し合っておきましょう。
我が家の場合、平日の夕方の習い事については、学区内で子どもだけでも行ける距離で見つけることができました。夕方は、まだ親が帰宅していない時間帯なので、普段は自転車で通っていますが、雨が降っても歩いて行けるので安心です。
また、スマートスピーカーのタイマーに、「〇時になりました。〇〇に行きましょう。」とセットし、うっかり遅刻しないようにしています。
子どもの「行きたくない、やめたい」には、選択肢をあげよう
興味をもって習い始めた習い事だったとしても、内容に変化が少なく飽きてしまったり、クラスや先生が変わることで嫌になることもあるようです。
なんとなく嫌がっている場合は、あまり先の目標ではなく、「○級が合格したら」とか、「○○ができるようになったら」のような、手の届く明確な目標をつくって頑張ってみる。それでも本人が続けたくないようであれば、いさぎよく辞めたほうがいいかもしれません。
一方、別のことに興味がうつったようであれば、新たな習い事をまずは体験させてあげましょう。体験してみることで、「やっぱりこっち(そっち)がいい」という選択ができるのではないでしょうか。
我が家の場合、次女が小学校に入り、それまでスイミングに通っていましたが、ピアノとそろばんも始めたいと言い出しました。習い事を、3つ(週4回)に増やすのか悩みましたが、まだ小学1年生なので、さすがに時間的に厳しいと感じました。そこで、本人に一番やりたいこと、2番目にやりたいことを選択させて、スイミングは辞めることにしました。
子どもの生活ペースに合ったものを
習い事は、無理にするものではありません。時間的にも、経済的にも無理が無く、子どもの興味がある範囲でするのが良いと思います。
また、時間の管理はまだまだ子ども一人では難しいので、「この宿題だったら、○分で終わらせてみよう」「○時になったら、家を出ようね」と、サポートもしてあげましょう。
小学校に入ると、毎日の宿題も出ますので、宿題をやる暇がないほどの習い事は避け、子どもが自由に遊べる時間も取ってあげてください。
お友達と遊ぶという経験も、立派な学びの場です。どこで待ち合わせるか、時間をいつにするかということを自分たちで考え、ルールを作って遊ぶという体験で、自主性も出てくるでしょう。
まとめ
いかがでしたか?
いろいろな経験ができるのが習い事の魅力ですが、レッスンの時だけではなく、自宅での練習が必要な習い事もあります。子どもが、どんなことに興味を持っているのか、今はどんなことができるようになっているのかを、スクール任せにせず、お家でも気にかけてあげてください。
我が家も例外ではなく、ピアノの練習をする時間の確保が課題です。夕食を食べて、宿題の音読を聞き、ドリルをチェックしたらもうお風呂の時間になることもしばしば。
たかが、10分の時間と思っても、意識しないとなかなか取れないものです。
習い事が、子どもにとって大きな経験と財産になり、才能が開花するよう、見守ってあげたいですね。
この記事を書いた人 | |
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小学生の女の子2人を育てるワーキングママ |
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