2024.11.14
子育て | 2024.07.12 |
---|
夏休みの自由研究!テーマの探し方や親の関わり方はどうする?
もうすぐ夏休み。
小学生のお子さまがいるご家庭では、楽しみでもあり、宿題も心配な所です…。
中でも自由研究は自分で考えて調べる良い経験になりますが、何を研究したらよいのか、どうやってサポートしたら良いのか迷うところですよね。
そこで夏休みが来る前に、自由研究のテーマの探し方、親の関わり方について考えてみます。
テーマを考えよう
自由研究のテーマは幅広く考えられますが、大きく分けて下記のように分類できます。
- 観察系:生き物や植物、自然など、性質や特長を調べる
- 実験系:仮説を立てて実験し、結果をまとめる
- 調べる系:本やインターネットで調べたり、自分で調査をしたりして情報を集める
- 作る系:自分で作品や機械などを作ることで、モノづくりのしくみを学ぶ
- 体験系:旅行に行ったり出かけたりした先で体験したことをまとめる
この中からどのやり方が好きか、どんな方法ならできそうか考えてみましょう。
ネタを探そう
ネタ探しの方法もたくさんあるので、「コレが正解」ということはありません。テーマに迷ったときは、ネタから考えてみるのも方法です。
子供が好きなこと、興味があることを選んでみると、自由研究にも取り組みやすくなります。子供自身で思いつかない時には、下記のようなポイントで考えてみましょう。
- 家族、友達、先生などにアイデアを聞く
- ニュースや本、インターネットなどから気になったトピックスを探す
- 動物園、植物園、博物館、美術館など、出かけた先で気になったものをテーマにする
- 身の回りの「困った」ことの解決・改善策を考える
- 旅行やアウトドアなどの体験
- 趣味やスポーツ、音楽に関するテーマを取り上げる
- 自分の住んでいる町や家族の歴史について調べる
親の関りポイント
自由研究では子供の探求心や好奇心、問題解決能力が育まれるので自主的に取り組んで欲しい所ですが、子供だけでは進まないという状況にも陥りがちです。
自由研究にはステップがあり、ステップに沿って気づきを促すサポートを行いましょう。
1.目的(テーマ、ネタ探し)
テーマやネタについては、子供の日頃の様子から興味を持ちそうなこと、好きなことを自覚させる声かけをしてみましょう。
子供が興味を持ちそうなことについては「どうしてこうなっているんだろうね?」と声をかけ、調べてみるヒントを与えます。あくまで子供自身に考えてもらうことが大切で、親が答えを与えないように気を付けましょう。
2.方法(研究)
目的が決まったら、いよいよ研究がスタートです。「どうやって調べるのか」を考えます。ここでもまずは子供自身に考えさせて、親は手がかりやヒントを与えて気づきを促します。最終的には子供に研究の方法も決定させましょう。
良い案がでないようであれば
・教科書に見たら参考になるかもしれないよ
・図鑑を見てみようか
など、子供が興味を持って調べられそうなやり方をアドバイスしましょう。
子供だけで危険なことややり方には、一緒に行ったり別の方法はないか考えたりしてみましょう。
まとめ
研究内容をうまくまとめられないとき、「どう書いたら分かりやすく伝わるか」と声をかけてみましょう。
伝わりやすくするためには、下のような方法が効果的です。
- 見出しを立ててまとめる
例:①研究の目的、②予想、③調べ方、④研究内容、⑤結果、⑥分かったこと - 図や写真、グラフを入れてみる。
例:写真では角度や大きさが分かるように、定規を一緒に入れて撮影する
最後に
お子さまが自由研究について考えた時、親から見ると「簡単すぎる、ありきたり」と思う内容もあるかもしれません。そんな時もまずは気付けたこと、工夫できたことの努力を認めてあげることが大切です。
完璧な仕上がりを求めすぎず、努力ができたプロセスと「自分でできた」という達成感が得られるサポートを心がけましょう。
私もつい手や口を出してしまいたくなるのですが、わが家の自由研究も遠巻きに見守っていこうと思います。
この記事を書いた人 | |
---|---|
クリエアナブキ 松山支店 キャリアコンサルタント |
関連するタグ | |
---|---|