2024.11.14
子育て | 2024.04.16 |
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子どもが病気になった時に備えて
新年度に入り、保育所に通い始めたというお子さんも多いかもしれませんね。
保育所からこども園や幼稚園への転園など、4月は新しい環境で過ごすお子さんも多く、慣らし保育の真っ最中の方もいらっしゃるのではないでしょうか?
慣らし保育で、朝の別れ際に子どもに大泣きされた経験があるのは私だけではないはずです。
無事に保育所やこども園、幼稚園へ見送っても、お子さんの急な体調不良でお迎えの連絡が来ることも、、、。
子どもが病気の時にそばにいてあげたい。でも、自分で選んだ仕事も責任をもってやり遂げたいもの。子どもを言い訳にはしたくないですよね。
そこで、これまでの経験を振り返り、子どもの病気と自分の仕事との両立のため、私が実践したことをご紹介します。
仕事モードに突入したら発熱
育休中、熱が出ることはほぼ無かった長女ですが、保育所に通いだして何かと熱を出しました。
慣らし保育が終わり、「やっと仕事に集中できる!」と思い始めた矢先だったと思いますが、仕事中に保育所からのお迎え要請の電話がかかってきたのです。
それまで、家族と祖父母くらいとしか関わることがなかった子どもだったので、たくさんのお友達と接するようになり、病気も仲良くもらってきてしまったようです。
急いで仕事の段取りを整え、職場のメンバーへの引継ぎ後に早退してお迎えに行き、その足で小児科に行って薬をもらって帰る。
その日はしょうがないと思ったけれど、次の日からが大変でした。
熱が下がったからと保育所に預けたら、お昼寝後に「熱があります」と再度のお迎えが必要になり、その後数日は仕事を休まざるを得なくなりました。
今のようにテレワークができる環境はなかったので、予定外の仕事の中断は周りの人にも迷惑を掛けましたし、かなり精神的にもしんどかったのを覚えています。
一人ではなく複数の子どもがいる場合は、時間差で病気になることもあります。
当時は近所に自分の両親が住んでいたため、お願いできるときはお世話を頼んだりもしましたが、家族も誰も面倒を見られないというときも出てきてしまいました。
病児保育の利用
まず、病児保育とはどんなものなのでしょう。
病気時の乳幼児~小学生の児童を、勤務等の都合により家庭で看護できない保護者に代わって、専用スペース等の施設で一時的に保育をしてくれるものです。
ほとんどの場合、自治体が委託している医療機関等に併設された施設で保育士と看護師が連携を図りながら看護を行っています。
〇過去の記事参照
【”病児保育”ってどんな感じ?どんな過ごし方をするの?利用したママたちのリアルな体験談】
〇自治体ホームページより抜粋(2024年4月16日時点の情報です)
【高松市】
https://www.city.takamatsu.kagawa.jp/smph/kurashi/kosodate/youchien_hoiku/muryoka.html
【徳島市】
https://www.city.tokushima.tokushima.jp/smph/kosodate/ikuji/byojihoiku.html
【高知市】
https://www.city.kochi.kochi.jp/soshiki/86/byouji2018.html
【松山市】
https://www.city.matsuyama.ehime.jp/kurashi/kosodate/boshi/hoikuichiran/byoujibyougoji.html
【広島市】
https://www.city.hiroshima.lg.jp/soshiki/83/5140.html
【岡山市】
https://www.city.okayama.jp/kurashi/0000004969.html
利用できる条件は市町村によって若干違うようです。
事前の登録や診察を済ませておかないと予約が取れない自治体もあるようですので、お住まいの地域で確認をしてみてください。
病児保育という制度については、かかりつけの小児科が病児保育を実施していたため、使う前からなんとなく存在は知っていました。
病児保育では保育所と同じような慣らしの時間は無いので、いきなり知らない病院に連れてこられ、診察後にママは去っていくとなると、子どもは不安になるかもしれませんよね。
なので、かかりつけ医の一つに病児保育をしている施設があるとより心強いと思います。
初めての病児保育はそのかかりつけ小児科で預かってもらいましたが、部屋には子ども向けの飾りつけやおもちゃがたくさんあり、何より、知った先生の診察と顔見知りの保育士さんがいてくれたので、初めて入った病児保育室でもグズることはありませんでした。
私もすぐに仕事に行けましたし、日中は仕事に集中することができました。
複数のかかりつけ医を持つ
私は複数のかかりつけ小児科を作りました。
たまたま受診しようとした日がかかりつけ医の休診日だったことがきっかけですが、家の近く(予防接種など一番よく利用する)、祖父母の家の近く(預かってもらっている時の受診に便利)、保育所の近く(急な発熱でも仕事帰りに寄れる)3か所をメインに利用することにしました。
初めて行く病院は大人でも緊張するものなので、子どももそれぞれの病院の先生に慣れておくことで診察時にグズることなく、両親に病院に連れて行ってもらう際にもお願いしやすかったです。
何より、状況により使い分けることが出来て便利でした。
また、病児保育を利用しようと思った際に予約が埋まって利用できなかったという経験から、病児保育を実施している別の小児科も通常の診察で利用してみて、いざとなったら選択肢とできるか?なども確認しました。
まとめ
色々なことを事前に調べておくと、自分にとってお守りのような安心感があったように思います。
当社では、就業中の病児保育利用料を負担し、子育て世代の就業を支援しています。
【クリエアナブキ福利厚生について】
https://www.crie.co.jp/work/haken/support/hoken.php
なお、病気時の利用は難しい自治体が多いですが、ファミリーサポーター(ファミサポ)も仕事をするママにとっては強い味方だと思います。
頼れるものは総動員して、仕事も頑張っていきたいですね。
この記事を書いた人 | |
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小学生の女の子2人を育てるワーキングママ |
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