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2018.10.10

子育てしながら働く新しいカタチを提案-フレンズ・ラボ

フレンズ・ラボ」は、特定非営利活動法人子育て応援NPOフレンズが運営する会員制のシェアオフィス兼ジョブトレーニング施設です。

 

保育士が常駐するキッズスペースの利用もできるので、「家ではなかなか仕事がはかどらない。」というママや、本格的な仕事復帰に向けてスキルアップしたいママ達が、子ども連れでも安心して利用することができます。

 

その他にも子育て相談や、移住をして地域のことがわからない方、何か自分で活動を始めたいけれど、何からスタートしたらいいのかわからないと、悩んでいる方などの相談も可能です。

 

「フレンズ・ラボ」を立ち上げた思いについて、理事長の片野さんにお聞きしました。

 

 

 

▞ 子育て応援NPOフレンズ 片野理事長にインタビュー

 

– ママの多様な働き方を応援したい。

 

ママ達の働いている環境を見ていると、子どもを預けて、フルタイムで働くか、子どものいない時間で働くか、どちらかを選択しないと働けないのでは、と感じます。

 

スキルがあればテレワークなどの働き方を選択することもできますが、パソコンの操作があまり得意ではないママや、サービス業以外で働いた経験がないママなどは、ハードルが高いように思います。

 

そういったママ達に対して、パソコンのトレーニングや働くことについて考えるセミナーを開催するなど、子育てをしながら、スキルアップができる機会や場所を提供したいと考え、シェアオフィス兼ジョブトレーニング施設「フレンズ・ラボ」を立ち上げました。

 

「フレンズ・ラボ」を利用してスキルアップしたママ達が、多様な働き方ができるようになれるといいな、と思っています。

 

 

– 自分の経験が、活動を始めたきっかけ。

 

私が最初に子育て支援の活動を始めたのは、自分がケガをしたことがきっかけでした。

 

3週間ほど入院することになったのですが、当時は、まだ、子どもが小さく、私の実家も遠かったこともあり、家事ができる家族は誰もいませんでした。助けてもらえる行政サービスなどもあったのかもしれませんが、どこに問い合わせていいかわからず、途方にくれていました。

 

そんな時、自分と同じように、結婚や夫の転勤で県外から転居してきたママが、手を貸してくれました。入院中は、ママ友が家にきて夕飯を作り、子どもと一緒に食べさせてくれました。

 

子どもも、友だちが家に来てくれたことで、ママのいない寂しさを紛らわすことができたようです。

 

退院したときは、助けてくれたママ友への感謝の気持ちでいっぱいでした。

 

この経験から、自分にはサポートしてくれる友だちがいたけれど、近くに頼れる人がいなくて困っているママもいるはずだ、と思い、わたしを助けてくれたママ達と一緒に、遠方から転居してきたママに向けたサービスを提供する活動を始めました。

 

 

– 任意団体からNPO法人へ。

 

当初は、任意団体として活動していました。

 

子どもの世話など、自分たちだけでできる活動をしていたのですが、やりたいことを企業にアピールしても、任意団体だと信頼してもらうことができず、資金面の問題もあって、自分たちができることに限界を感じていました。

 

そういった状況の中で、自分たちで財源を確保しながら、子育て世代のサポートができる方法はないか、と考え、親子カフェの運営を始めるのと同時に、NPO法人を立ち上げることにしました。

 

 

– 行政機関から子育て支援事業を受託。

 

3年ほど前から、三豊市(香川県)の委託を受け、子育て支援センター、一時預かり保育、学童保育を運営しています。

 

支援センターは、日によっても違いますが、10組~30組ほどの親子が利用してくれています。イベントがあるときに来てくれる方もいれば、毎日来ている方もいますね。

 

三豊市が運営していたころは、イベントなどの準備や進行は、常駐している保育士さんが全てやってくれていたようでしたが、私たちが運営するようになり、子育て支援センターは、子育てをするお母さんも育つ場所という考えから、イベントなどはママ達にお手伝いをお願いするようにしました。

 

そういったことが原因だったのか、一時期は来場者が減ったこともありましたね。

 

ただ、私たちだからこそできるイベントなどを、工夫しながらやり始めたことで、一度離れてしまったママ達が、また通ってくれるようになったり、新しく来てくれるママも増えました。

 

 

– NPO法人として自立していきたい。

 

事業を行っていく上では、「こうだったらいいな。」、「こういうことができたらいいな。」という思いが原動力になっています。

 

今のサービスでは足りないと感じる部分を補ったり、行政や企業だけでは実現できないことを、実現させるための橋渡し役になりたいと思っています。これまで地域で活動してきた私たちだからこそ、できることがあると思っています。

 

将来は、自立した財源を持ち、自分たちが取り組みたい事業を自由にできる環境を整えたいと思っています。

 

今、この事業に関わってくれているメンバーにも、働き甲斐があり、収入を得ながら、家庭との両立ができる職場を作っていきたいと思います。

 

 

– 子育て中のママ達へ。

 

子育ての悩みを抱え込んでしまったり、がんばりすぎてしまうママが多いように思います。

 

周囲の人に頼ったり、任せたりすることで、ママ自身も楽になるし、関わった相手も子育てについて、新たに感じることがきっとあります。

 

家族や友だち、行政のサービスなど、いろいろなものを活用して、ママもいきいきできる子育てをしてほしいと思います。

 

 

 

▞ 片野理事長ってこんな方

理事長 片野 牧(かたの まき)

 

– 休日の過ごし方

 

息子の試合観戦や自分自身の健康維持のためにスポーツジムに行ったり・・・

 

– 最近うれしかったこと

 

お盆休みに久しぶりに家族みんなそろったこと。新しいフレンズ・ラボがお友達のアーティストさんのおかげでどんどんかわいくなっていくこと。

 

– 最近はまっていること

 

海外(アメリカ)ドラマを観ること

 

– 働くママへのメッセージ

 

仕事と家庭の両立は、簡単なことではありませんが、いろんな働き方や家での役割分担、周りの人に感謝しながら上手に頼ることは、決して悪いことではありません。そうすることで、子どもを見守ってくれる大人が増えると思うので、いろんな人に愛される子育てをしながら、イキイキと仕事もしていって下さい!

 

 

 

▞ 会社の概要

会社名

特定非営利活動法人子育て応援NPOフレンズ

URL

http://friends-sunnyhouse.wixsite.com/npo-friends/home

設 立

2010年5月

所在地

香川県三豊市

事業内容

地域の子育てをもっと楽しく、快適にできるよう様々なアプローチで0~18才までの子どもやその子ども達を取り巻く環境を改善向上するための事業を実施している。新しい拠点「フレンズ・ラボ」では、子育てしながら働く新しいカタチを提案サポートしていく。各種相談業務の窓口としても利用してもらいたい。

 

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