チャンスや縁を大切に働くことを選んだママ
妹尾 牧恵 (せのお まきえ) さん
- 子ども2人(7歳 双子)
仕事について
- 職種:事務職
- 1週間あたりの勤務日数 週5日
- 1日あたりの勤務時間 9:20~16:20 6時間
お住まいのエリア
- 広島県
会社名
- 住宅設備
雇用形態
- 派遣社員
医療事務の仕事を目指していました。
学校を卒業した後は一般企業に就職しましたが、当時はあまり景気がよくなかったこともあり、手に職をつけたいと考え、医療事務の勉強をするために学校に通いました。資格を取得して、転職をしようと考えていたのですが、医療事務が人気の職業だったこともあり、なかなか就職先を見つけることができなかったため、派遣スタッフとして働きながら、転職活動を続けるつもりでした。でも、派遣スタッフとして就業した会社の居心地がとてもよく、結局転職することはありませんでした。
急な退職と職場復帰。
結婚を機に転居することになった時も、夫の異動で広島に戻ることになった時も、縁があり、転居先にある今の会社の営業所で働くことができました。妊娠した際も、出産前まで働くつもりでいましたが、予定日よりかなり早く出産することになってしまい、きちんとした引継ぎもできないまま退職することになり、それがとても心残りでした。
出産後、2年間は子育てに専念していましたが、ある時、今の会社から仕事に復帰しないかと誘いがありました。数日悩みましたが、出産してもいずれは働きたいと思っていたこともあり、職場復帰することを決めました。出産前に急に辞めてしまい、会社に迷惑をかけたという気持ちがあったため、会社から仕事を手伝ってほしいと声をかけられたことは、とてもうれしかったです。
誘いがあった仕事は、以前一緒に働いていた女性社員が産休に入るため、その後任となる仕事だったこともあり、少しは会社に恩返しできるような気持ちにもなりました。その後、産休から復帰した女性社員とは、小さい子供を持つママ同士、協力しながら仕事をすることができました。
仕事との両立の日々。
職場復帰が決まってから、保育所を探し始めました。当時は、子供が小学校に入ったら働こうかなと思っていたので、保育所に入る準備は何もしていなかったのですが、選べるほど空きはなかったものの、すぐに見つけることができました。
小学校に入ってからは、学童保育に通っています。しばらくは、会社帰りに子供達を迎えに行っていましたが、今は私が帰宅する時間に、二人で学童から帰ってくるようにしています。夕方の時間は30分もムダにできないので、子供には少しずつ、自分たちでできることを増やしてもらいたいなと思っています。
夫からのアドバイス。
子育てをしながら、仕事をすることについて、夫はとても理解してくれています。職場復帰の誘いがあった際、夫は、家にこもって子育てに専念するよりも、外で働いたほうが私にあっているとアドバイスをくれました。子育てについても、双子だったこともあり、産まれたときからお互いに協力せざるを得ない環境でしたね。ミルクを作るのは夫の方が速かったと思います。(笑)
職場復帰の機会を与えられてよかったです。
もし、今の会社から職場復帰の誘いがなければ、子供を保育所に預けて働こうとは考えていなかったと思います。子供がある程度成長するまでは、子育てに専念していたと思いますね。私は、ちょうどいいタイミングで今の会社から職場復帰の機会を与えられ、考える時間や余裕もなく働き始めましたが、今思うと、それがよかったと思っています。いつかは仕事がしたいと思っていても、自分でその一歩を踏み出すのはとても難しいですから。
今は、時短勤務をしていますが、子供がもう少し成長すれば、もっと長く働きたいと思っています。仕事はこれから先も続けていきたいですね。生活にメリハリをつけるためにも、オンとオフは必要だと思っています。仕事をしていく上では、この人に任せておけば安心と思ってもらえるような存在でありたいと思います。
思いついた時がチャンス。
「仕事をしたい。」と思ったときがチャンスだと思います。例えば、インターネットで求人を探すだけでも、一つのきっかけになります。働くことになると、当然、子供のことが気がかりになると思いますが、子供のことを考え、働くかどうか悩んでいるのであれば、そう悩んでいること自体が子供を大事に思っている証拠。次は自分の気持ちを大事にしていいと思います。
私も職場復帰した当初は、半年も続かないと思っていました。まずは、3か月だけがんばろうと思い、仕事を続けてみると、自分も子供もその環境に慣れ、結局、ずっと働き続けています。
子育てと仕事のバランスを考え、働くことを躊躇する方もいるかもしれませんが、新しい環境になれば、別の形で周囲と調和を図りながら、バランスが取れるようになりますし、子供はたくましく成長します。チャレンジしてみて、うまく行かなければ、次の機会にチャレンすればいい。あまり考え過ぎず、まずは一歩を踏み出してみてください。
1日のライフスタイル
6:30 | 起床、朝食の準備、お弁当作り、子供を送り出す、自分の仕度、簡単な掃除 |
---|---|
8:20 | 出勤のため家を出る |
9:20 | 始業 |
12:00 | お昼休憩 |
16:20 | 退社 |
17:40 | 帰宅、夕食準備、子供の宿題のチェック |
19:00 | 夕食 |
20:00 | お風呂、洗濯 |
21:30 | 子供就寝、片付け、郵便物や学校書類のチェック |
23:00 | マッサージ後の就寝 |
自分の時間をつくるために工夫していること
- TO DOリストを使って見える化をする
- 通勤時間に本を読む
- 復職前に骨格診断・カラー診断を受けたので、毎朝の服選びの時間が短縮できてます!おススメです!
幸せを感じる瞬間
- 子供達と1日のできごとを話して笑いながら布団に入る時
- 会話の多い夫婦なので、週末にたくさんの話をしながら夫とお酒を飲む時間
おすすめのラクチン料理
- ホウレン草と豚バラをそれぞれ茹でて、ポン酢と焼肉のタレを合せたもので和える
(子供がホウレン草 一束 軽く食べます) - 白菜とベーコンをコンソメと塩こしょうで煮る
煮物で食べた後は牛乳を入れて味を調えてミルクスープに
おすすめの家事ワザ
- 以前は 週末に常備菜の作り置きを大量に作っていましたが、消費に追われる事になるのでやめました。今は買い物後に 野菜をメニューに合せてカットしておくだけ。でもかなり平日が楽になります
- 柔軟剤を薄めたお水で壁を拭いておくとホコリがつきにくくなります