仕事復帰後はがんばる姿を子どもに見せたいママ
河野 あゆみ (かわの あゆみ) さん
- 子ども1人(0歳7ヵ月)
お住まいのエリア
- 徳島県
未経験で事務職に挑戦
高校卒業後、主に飲食店で勤務していました。仕事は楽しく自分に向いていると思っていましたが、結婚などこれからのライフステージの変化を考えると、夕方~夜中の勤務形態では昼夜逆転の生活でホルモンバランスも崩れてしまいますし、体力的に家事と仕事を両立するのは難しいと思ったため、日中に働けて、体力的にも両立できそうな事務職で働きたいと思うようになりました。未経験で不安もありましたが、派遣で事務の仕事が見つかり、思い切って転職しました。
自宅にPCがなく、学校の授業で触った程度だったので、初めての事務仕事に慣れるまではかなり大変でした。実務を通して必要なスキルを身につけていき、今はある程度ですがOfficeを使えるようになりました。
仕事復帰後は正社員をめざして
ゆくゆくは正社員を目指したいです。4月に保育園へ入所できたら、5月頃から仕事復帰したいと考えていて、復帰後はすぐにフルタイムで働きたいですね。自分の性格的に、時短で少しずつよりは初めからフルタイムの方が慣れるのが早そうなので。できれば仕事復帰のタイミングで、直接雇用を目指せるような事務の仕事に就きたいと思っています。
育休中の今は、復帰後を見据えてMOS合格を目指して勉強しています。育児と仕事の両立は大変だと思いますが、キャリアアップに向け、今のうちから隙間時間を有効活用するよう意識したり、夫が早く帰ってきたときは子どものお風呂をお願いするなどして勉強時間を作っています。子供がいるから…と時間内に仕事が終わらなかったとしても大目にみてくださる方もいるかもしれませんが、仕事は仕事としてきちんとやらないと周りに迷惑をかけてしまいますし、作業時間を短縮できることは自分のスキルアップにも繋がるので頑張ります。
家族のため、自分のために安定して働くことができれば、金銭的に余裕ができるので気持ちも余裕のある生活ができると思います。また、子どもに大人になっても学び続ける大切さ、年齢関係なく、チャレンジする大切さを見てほしいです。仕事復帰への不安はあるものの、協力しながら家庭円満に過ごしていきたいです。
コロナ禍での妊娠・出産
コロナ禍での出産ということもあり、里帰り出産はしませんでした。
コロナ禍での妊娠出産は本当に気を遣います。妊娠中はとにかく風邪をひかないように、予防の徹底や栄養バランスをかなり意識して生活していました。また、出産時はマスク着用のためかなり息苦しくて…。私は違いましたが、人によっては酸素マスクをつけて出産することもあるそうです。面会も出産後の処置が終わったときに、主人のみ、時間は15分だけ。それ以降は退院まで誰とも面会できず、両親に孫の顔を見せることもできませんし、心細さを感じました。
退院後はすぐに自宅に戻り主人と新生児との3人。退院と主人の仕事の繁忙期が重なり、親もすぐに来ることができる距離ではなかったですし、基本的に全て一人でやらないといけなかったため、かなりしんどかったです。そういう状況を見越して作り置きを1週間分は用意していたのですが、もっと作っておけばよかったです。
また、初産は時間が長くなるので体力をつけておいた方がいいと聞いていたのですが、寒くなるにつれてなかなか運動できず…。お腹が大きくなってくるとより運動から遠ざかってしまいました。出産までにもっと運動しておけばよかったと思っています。
初めての子育て
初めての子育てかつ夜泣きも激しくて…。当然ですが、生まれたばかりで会話が成り立たないのもあって、やはり最初のうちは精神的にきつかったです。4ヵ月ほど経つと夜泣きも落ち着いてきて、写真を撮ったり編集する余裕ができました。また、友人が遊びにきておしゃべりすることがあるのですが、それが良い息抜きになっています。大人と会話できるのが楽しいです。
大変なことも多いですが、子どもの成長は嬉しいです!最近はよく「まーまー」と話したり、ずりばいであちこち動き回るようになりました。目が離せず、料理にまとまった時間を割くことができないため、合間に少しずつ作業しています。時間の使い方がうまくなったと思います。
生活リズムも子ども中心になりました。出産前は主人の生活リズムに合わせてやや夜型の生活でしたが、時間を有効活用するためにも、早寝早起きを心がけています。同時に食生活もより気をつけるようになりました。また、あれこれ考えるとキリがないので、まずはやってみて、あとはその時考えようと思えるようになりました。
コロナがもっと落ち着いたら家族旅行をしたいですね。特に京都へ行きたいです。夫婦揃ってカメラが趣味で、美しい景観を写真に収めたり、子どもの写真もたくさん撮りたいです。子どもは日々成長するので、たくさん思い出の写真を残そうと思っています。
後輩ママに向けてメッセージ
育児休業中に家事ができないと罪悪感を覚えるママもいらっしゃると思います。仕事が休業中だとなおさらですよね。私もそうでした。しかし、仕事復帰すると完璧に家事をこなすのはより難しいと思うので、完璧をゴールにせず、ある程度できたらいいかと思うようにしたら凄くラクになりました。また、自分一人で抱えすぎず、困った時は周囲の人、例えば、同じように子育て中の友人や先輩ママに相談してみると良いと思います。
1日のライフスタイル
5:30 | 起床、洗濯、身支度、お弁当作り |
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6:00 | 長女授乳 |
8:00 | 片付け、掃除、長女離乳食準備 |
10:00 | 長女朝食、授乳 |
11:30 | 夕食下ごしらえ |
12:00~13:00 | 昼食、自分時間 |
14:00 | 長女授乳 |
16:00 | 家事など |
18:00 | 長女晩御飯、授乳 |
19:00 | お風呂 |
20:00 | 長女寝かしつけ |
20:30~22:00 | 夕食、自分時間 |
23:30 | 就寝 |
自分の時間をつくるために工夫していること
- 家の中で移動する際は、何かを持って移動する。
- 家族より早起きして家事を済ませる。
- 主人にはアプリのイベント機能を使って休日を共有し、自分の時間が作れるように予定を組む。
幸せを感じる瞬間
- 家族との時間を過ごせているとき。
- 子どもの初めてできたことを見れとき。
- 美味しいものを食べるとき。
おすすめのラクチン料理
- 鮭のホイル焼き
- 塩こんぶで作る炊き込みご飯
おすすめの家事ワザ
- コンロ汚れはその日のうちに掃除(グリルを温めるとコンロ天板の汚れが落ちやすい。)
- 洗濯物は畳まず、ハンガーにかけたままクローゼットへ
- 油汚れ(レンジフード)は夏に掃除
- 隙間時間に掃除