スキルを活かして自分らしい働き方を見つけたママ
武智 清香 (たけち さやか) さん
- 子ども2人(3歳,1歳)
仕事について
- 部署・役職:英語起業プロデューサー
- 職種:自営業(個人事業主)
- 1週間あたりの勤務日数 週6日
- 1日あたりの勤務時間 9:00~16:00 6時間
お住まいのエリア
- 香川県
雇用形態
- フリーランス
結婚を機に働き方を見直しました。
学校を卒業して、金融機関に就職しました。営業職で入社し、配属先が法人を担当している部署だったため、日々いろいろな企業に出向き、営業活動を行っていました。日ごろ、あまり出会う機会のない経営者や担当者と会って、話しをするのは、とても刺激的でしたね。その後、6年間、営業の仕事を続けました。
結婚を機に退職することにしました。営業の仕事はとても楽しかったのですが、私も夫も転勤がある仕事をしており、結婚した当初から離れて生活をしていたこともあって、このままだとずっと一緒に住むことができないと考え、自分自身の働き方を変えることにしました。
どこに住んでいてもできる仕事を求めて。
退職後、自分の働き方についていろいろと考えました。夫に転勤があることに変わりはありませんし、できる限り一緒に生活をしたいと考えていたので、どこに住んでいてもできる仕事がいいと考え、大学時代に勉強していた英語のスキルを活かした仕事をしようと決めました。早速、アルバイトをしながら、通訳の学校に通い始めましたが、半年後、夫の転勤が決まり、転居することになってしまいました。転居先に通訳の学校がなかったこともあり、英語の仕事を始めようと思い、語学学校の講師になりました。
Webを活用して英語コーチの仕事を始めました。
語学学校の講師を初めてすぐに妊娠したため、1年ほどで退職しました。出産前に夫の転勤が決まり、転居先の香川県で出産しました。長女が産まれてから、次女が産まれるまでの間は、ほとんど仕事はしていなかったですね。通訳のガイドの資格を持っていたので、時々、日本にきた外国人に観光地を案内する仕事をしていましたが、ガイドの仕事は、朝早くから夜遅くまでの勤務になることもありますし、県外での仕事が多いので、子供がいると、いつでも依頼を受けることはできず、子育て中の女性には難しい仕事だと思っていました。
そこで、次女が産まれてすぐに、自分の可能な時間で仕事ができるように、在宅でもできるWebを活用した英語コーチの仕事を始めました。自分でブログを立ち上げて、そこから希望する方に申し込みをしてもらっています。生徒さんは英検を受けたい方や英語が上手になりたいという方が多いですね。
バランスを考えて働く。
事業を立ち上げた当初は、家事も子育ても仕事もすべて自分ひとりでやらないといけなくて、とにかく必死でした。正直、子育てと仕事の両立は難しかったですね。私は何事にも没頭してしまうタイプなので、仕事に集中しすぎて体を壊してしまうこともありました。子供がいることで、自分の働き方を考え、自分の好きな仕事で、楽しく自由に働きたいと起業したのに、今の自分は矛盾しているなと感じていました。子供が産まれるまでは、少々の無理もできていましたが、今はその時と同じようにはできないと改めて実感し、家族と仕事のバランスを考えるようになりました。
うれしい気持ちを大切に。
春から、長女が幼稚園、次女が保育園に通っています。子供がいない時間は、集中して仕事をしています。逆に、子供が帰ってきてからは、仕事は一切せず、子供と向き合うようにしています。家で仕事をしているため、いつでも仕事ができる環境なので、メリハリをつけることを徹底しています。
あと、子供がいる間はイライラしないようにしていますね。少し前までは、風邪をひいてこの予定がダメになった、今日はここまでしたかったのにできなかったなど、自分が決めたとおりに物事が進まないとイライラすることがたくさんありました。ただ、今の仕事をするきっかけになったのは子供がいたからで、自分自身がこの働き方を選択し、今の仕事ができていることがうれしいと感じていることを考えると、子供がいて仕事が進まないのは当たり前、と思うようになりました。そう思うようになったことで、気持ちがずいぶん楽になりましたね。気持ちの持ち様は大きいと実感しました。
自分の気持ちに正直になる。
自分自身が働きたいと思うなら、働いたほうがいいと思っています。子供がいてもできる仕事はたくさんあると思います。条件的に子供がいると難しい仕事はあると思いますが、自分が納得した働き方ができる仕事であれば、勇気を持って一歩を踏み出してみてはどうでしょうか。子供のためにではなく、自分がどうしたいかを考え、家族がそれを理解してくれるのであれば、その気持ちを優先してもいいと思います。人や環境に縛られず、育児や仕事のバランスをとりながら、今できること、やりたいことを実現していくことが大事だと思っています。
女性の働く支援をしたい。
これまで、英語のレッスンを通じて知り合った女性の中には、私と同じように英語を活かして仕事がしたいと考えている方がたくさんいました。今は、そういった方たちに働く場所を提供したり、起業をサポートする仕事を始めています。将来は、女性の働く支援をする会社を設立したいと思っています。
1日のライフスタイル
6:00 | 起床 |
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7:00 | 朝食・準備 |
8:00 | 保育園へお送り |
10:00 | セッション |
12:00 | 昼食 |
13:00 | カフェで仕事 |
14:00 | セッション |
16:00 | 保育園にお迎え |
18:00 | 夕食・お風呂 |
20:00 | 寝かしつけ |
21:00 | 仕事 |
22:00 | 就寝 |
自分の時間をつくるために工夫していること
- 家事をできるだけ早く終わらせて子供たちが寝たらすぐに自分の時間が取れるようにしている。
幸せを感じる瞬間
- 子供たちが寝た瞬間。
- 寝る前に子供たちとゴロゴロしている時。
おすすめのラクチン料理
- ベーコンとアスパラとジャガイモを炒めるだけ。
おすすめの家事ワザ
- 夫婦で分担
- 隙間時間に掃除