働くスタイルや考え方、いろいろなタイプの子育てママが登場。
あなたはどのタイプ?
みのり さん
- 子ども1人(2歳)
仕事について
- 会社名:クリエ×ママスクエア高松
- 雇用形態:パート
- 職種:事務職
- 1週間の勤務日数 週2~3日
- 1日あたりの勤務時間 9:30~13:30 4時間
自分の時間をつくるために工夫していること
- 手抜きできるところは手抜きする
- 早起きして自分の時間で身支度してから子どもを起こすようにしている
幸せを感じる瞬間
- 日々子どもの成長
おすすめのラクチン料理
- ひき肉と冷蔵庫の残り野菜でキーマカレーやミートソースを作り置きにして色々な料理に活用!
おすすめの家事裏ワザ
- 畳まなくてよい洗濯物はなるべくハンガーのまま
- クローゼットに片付けるようにして時間を短縮しています
1日のライフスタイル
6:30 | 起床、自分の準備 |
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7:30 | 子どもの起床・朝食・着替え(子どもの準備) |
8:30 | 家を出発 |
9:30 | 出社 |
13:30 | 退社 |
14:30 | 帰宅・家事全般・子どもと遊ぶ |
19:30 | 夕飯 |
20:30 | お風呂 |
21:30 | 子どもの寝かしつけ |
22:00 | 片付け・洗濯 |
24:00 | 就寝 |
しほ さん
- 子ども1人(4歳)
仕事について
- 会社名:クリエ×ママスクエア高松
- 雇用形態:パート
- 職種:事務職
- 1週間の勤務日数 週2~3日
- 1日あたりの勤務時間 9:30~13:30 4時間
自分の時間をつくるために工夫していること
- なるべく早く、入浴、食事を済ませて早めに寝かしつける
幸せを感じる瞬間
- 寝かしつけた後のひとりの時間
おすすめのラクチン料理
- 豚バラに冷蔵庫にある野菜を巻いて焼く
おすすめの家事裏ワザ
- 片付けはタイマーを設定して(10分等に)鳴る前に片付けられるか子どもとゲームをしながら一緒に片付けてもらう
1日のライフスタイル
7:00 | 起床 |
---|---|
8:10 | 子どもをバス停まで送る(幼稚園) |
9:30 | 出社 |
13:30 | 退社 |
14:30 | 子ども迎え |
15:00 | 公園 |
17:00 | 夕食準備 |
18:30 | 入浴 |
19:30 | 食事 |
21:30 | 寝かしつけ |
なおこ さん
- 子ども4人(19歳,17歳,13歳,9歳)
仕事について
- 会社名:株式会社クリエアナブキ
- 雇用形態:契約社員
- 部署・役職:ママスクエア事業推進室
- 職種:SV
- 1週間の勤務日数 5日
- 1日あたりの勤務時間 9:00~18:00 8時間
自分の時間をつくるために工夫していること
- 観たい映画があると、土曜の夜、全ての用事を早めに済ませて、ひとりで映画のレイトショーを観に行きます。
幸せを感じる瞬間
- 子どもたちの送迎のときなどにきれいな夕日や月、星空を子どもと一緒に眺めているとき。
おすすめのラクチン料理
- 毎日少し残ってしまうごはんを冷凍しておいて、カレーの次の日は、そのごはんを使って「焼きカレー」にしています。家族の帰宅時間がバラバラな休日におすすめです。
おすすめの家事裏ワザ
- 男の子の過酷な汚れのお洗濯ものは、分けておいて、夜、お風呂の残り湯を洗濯機に入れて、洗剤を入れて、少しまわして一時停止し、一晩つけ置き、朝回すと、サッパリきれいに落ちます。
1日のライフスタイル
5:15 | 起床 |
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身支度・お弁当作り | |
6:00 | 朝ごはん・ラジオ体操 |
洗濯・掃除・晩御飯の仕込み | |
8:00 | 出社 |
18:00 | 退社・子どもの送迎 |
洗濯・晩御飯の支度・子どものお稽古等 | |
20:00 | 夕飯 |
後片付け・掃除・洗濯・お風呂 | |
24:00 | ストレッチ・就寝 |
TOPICS
- 仕事復帰のきっかけ
- 子どもと出勤
- いきいきと働く
仕事復帰のきっかけ
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みなさん、2018年12月にオープンしたキッズスペース付オフィス「クリエ×ママスクエア高松」でお仕事をされていると思いますが、ママスクエアを知ったきっかけを教えてください。
-
私はWEBサイトを見て知りました。
-
私も同じです。
-
WEBサイトを見た時、どう思いましたか。
-
私がサイトを見つけて夫に見せたら、夫もテレビ番組を見てママスクエアのことを知っていて、働くにはいいんじゃないかと言ってくれました。
-
私は、働く時間帯や勤務日数など、全てが自分の条件に合っていたので、すごくいいなぁと思いました。
-
みなさんがママスクエアをいいなと思った一番のポイントは何ですか。
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子どもと一緒に出勤できるところですね。よくニュースなどで待機児童の問題を耳にしますが、仕事を見つけても子どもを預ける場所がない心配をしなくていいところが一番のポイントでした。
-
子どもが幼稚園に通っているのですが、勤務時間を子どもの帰ってくる時間にあわせられることが一番の魅力でしたね。それに、子どもが熱を出した時などに、休みやすいかなと思ったこともポイントの一つでした。
-
ママスクエアを知る前から、働こうと思っていましたか。
-
はい。
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私は夫の転勤で香川に来たのですが、香川に来るまではずっと働いていたので、子どもができてからも機会があれば働きたいと思っていました。
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働きたいと思いながら、それを実現できなかった理由はありますか。
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一番大きな理由は子どもを預けるところがなかったことですね。近くに頼れる身内もいませんし、保育所の申込みはしていますが、なかなか空きがなくて。今は、子どもがもうすぐ3歳になるので、幼稚園に預けようと考えています。
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しほさんはどうですか。
-
前々から、子どもが幼稚園に行っている間の時間がもったいないと思っていたので、仕事はしたいと思っていました。ただ、ちょうどよい勤務時間の仕事が見つからず、希望にあった勤務時間の仕事を見つけても、自分の苦手な職種だったりして、自分にあった仕事を探すのは難しかったですね。
-
なおこさんは、ママスクエアで働くママ達のサポートをされていますが、なおこさん自身も少し前に仕事復帰したママですよね。なぜ、仕事復帰しようと思われたんですか。
-
これまでずっと、家のことに専念していたのですが、子どもも大きくなったので、自分自身の人生をもう一度歩みたいなと思い復帰を考えました。
-
結婚してからずっと仕事はされていなかったんですか。
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夫が自営業だったので、その手伝いはしていましたが、外に出て働いたことはありませんでした。
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外に出て働きたいと思ったことはなかったですか。
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思っていました。ただ、家業の手伝いがありましたし、子どもも4人いたので、なかなか難しかったですね。
-
仕事復帰することに、不安などはありませんでしたか。
-
正直、働き始めた当初はどうなるか不安でいっぱいでした。生活のリズムも変わりますし、自分の体力が持つのか、子どもが不安定にならないかなど、いろいろ心配しましたね。
-
実際に働き始めてからはどうですか。
-
心配していたようなことは、何もありませんでした。子どもも、「お母さんが仕事をしているから、手伝ってあげなくては。」という気持ちが芽生えたようで、甘えたようなところは少しずつなくなり、いろいろと協力してくれるようになりました。
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それは、すばらしいですね。お2人は、働き始めて変わったことはありますか。
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あります。生活が規則正しくなりました。
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ずっと家にいた時と違って、すごく清々しい気持ちです。自分の時間が持てるようになりましたし、自分で収入を得るようになってお金も使いやすくなりましたね(笑)。
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しほさんの場合、子どもが幼稚園に行っている間は自分だけの時間だと思いますが、働いていて感じる自分の時間とは違いますか。
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違いますね。家にいると、何もせずに「ぼーっ」と過ごしてしまうことがほとんどなので。仕事をしていると時間にメリハリがついて、自分の時間をしっかりと持っているような気持ちになります。
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社会に出ると、一人の大人として自立したような感覚になるのかも知れませんね。
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そうですね。
子どもと出勤
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みのりさんはお子さんと一緒に出勤していると思いますが、お子さんの様子はどうですか。
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ママスクエアに行くのを楽しみにしていますね。普段は私と2人きりなので、日常とは違った感じがするのだと思います。
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しほさんは、お子さんが幼稚園に通っているので、一緒に出勤する機会は少ないですよね。
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そうですね。ただ、幼稚園が休みの時は連れて来ています。
-
幼稚園がお休みの時、子どもを職場に連れてこられるのは助かりますよね。
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そうですね。仕事の休みをもらったり、その日だけ子どもを預ける場所を探す必要がないので、気持ち的にも随分楽ですね。
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一緒に出勤した時のお子さんの様子はどうですか。
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幼稚園だと同年代の友達以外と触れ合う機会があまりないので、ママスクエアに来ると自分よりも小さい赤ちゃんがいて、お世話できることがうれしいようです。
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お子さんと一緒に出勤することで、大変なことはありますか。
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朝、出かける準備をするのが大変です。子どもがイヤイヤ期真っ只中なので、自転車に乗せる時などは、本当に大変です。
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想像するだけで大変そうですね(笑)。しほさんは、お子さんを幼稚園に送ってから出勤されるんですよね。朝の準備は大変ですか。
-
幼稚園バスが家の近くまで来てくれるのですが、バスに乗せるまでは、本当にバタバタです。
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準備は、何に一番時間がかかりますか。
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朝ごはんですね。子ども一人だと、なかなか食べてくれないので、食べるように手伝っていると、必然的に全ての時間が遅くなります。
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確かに、朝ごはんの時は油断をしていたら、子どもはずっとテレビを見ていたりしますよね。
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そうなんです。着替えも本当は自分でしてもらいたいんですが、時間がないので、結局、私が着替えさせています。。。
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やっぱり朝は大変ですね。
いきいきと働く
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みなさん以外にも一緒に働いているママ達がいると思いますが、どういった方が多いですか。
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転勤族の方が多いですね。あとは、働きたいと思っていても、子どもを預けるところがないなどの事情で、なかなか一歩を踏み出せなかった方が多いのかなと感じます。
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働いているママをサポートするなおこさんから見て、働いているママ達に感じることはありますか。
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ママ達が、家族やママ友以外の新たなコミュニティに所属して、いきいきと働いている姿はとてもすばらしいと思いますね。
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実際に仕事をしているみなさんは、どう感じていますか。
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私は生活が充実したように感じていますね。
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働くことに少し自信がつきましたね。今すぐには難しいかもしれませんが、いずれはもう少し長時間働けるようになりたいです。
TOPICS
- 少し先の将来
- 働くためのポイント
- 一歩を踏み出す勇気
少し先の将来
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みなさんの将来の働き方についてお聞きしたい思います。これから、お子さんはどんどん成長していきますが、将来、ご自身の中でこうしたいなという思いはありますか。
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小学校の低学年までは、まだまだ手がかかると聞いているので、それまではフルタイムで働くのは難しいと思っています。ただ、子供の手が離れたら、フルタイムで働きたいとは考えています。
-
確かに、小学生になっても、1年生や2年生はまだまだ小さいですよね。
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周囲に協力してくれる人もいないので、実現するためにはまだまだ時間がかかりそうです。何年もかかるかもしれません。
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お子さんを保育所などに預けて、働くという選択肢はあまり考えられませんか。
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子供の具合が悪くなった時などを考えると心配で。実際に子供が急に熱を出して、幼稚園に呼び出された経験もあるので、休みやすい環境で働くことができるのが、今は一番です。
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みのりさんはどうですか。
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そうですね。私も周囲に頼れる人がいないので、子供が病気になった時などを考えると心配ですね。子供が小さい間はちょっと無理かなと思います。
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なおこさんは、4人のお子さんを育てられていますが、お子さんが小さかった頃の経験を踏まえて、感じられることはありますか。
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私は、自分自身がもっと早く仕事復帰していればよかったと思う気持ちが強いので、一緒に働いているママ達には、あまり深く考えずに思い切って仕事をしてみればと、よく話しています。
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長い間、子育てをしてきたなおこさんだからこそ感じる思いですね。
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ただ一方で、ママ達の一歩を踏み出すのが怖い気持ちもよくわかりますね。今だから言えることですが、仕事を始めてみて、ダメなら、リセットしてやり直せばいいと思います。やらなくて後悔するよりは、ずっといいと思います。
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もっと早く仕事復帰していればよかったと思うのはなぜですか。
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今から働いたとしても、働ける年数がとても短い気がするので。。。私は、もともと働いていた会社に復帰したこともあって、当時一緒に働いていた人達の活躍をみると、私も仕事を続けていたらと思うこともあります。
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なるほど。
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もちろん、子育てに専念することで得たものはたくさんありますが、あと10年早く仕事復帰していれば、社会とのギャップも大きくなかっただろうなと思う時はありますね。
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子供が小さい時は、子育てのことで精一杯で、自分のことを考える余裕はあまりないのかも知れませんね。
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そうですね。
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みのりさんは、お子さんが自分たちの手を離れた時のことを考えたことはありますか。
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子供が手を離れた頃に働こうと思ったら、仕事はあるのかなと考えることはあります。転勤族なので、その時に住んでいる場所で仕事を探さないといけない不安もあります。
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しほさんはどうですか。
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私は先のことは、あまり考えていないですね。私も転勤族なので、転居する可能性がありますし。
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転居の可能性があると、将来の設計は立てづらいですよね。
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はい。子供が小学生になって、学年があがっていくと、家族全員で転居することが難しくなると思うので、その時には、いろいろ考えないといけないと思っています。
働くためのポイント
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ママスクエアは、企業から委託を受けた仕事を行っていますので、みなさんの仕事の内容もその時々の状況によって変わりますよね。
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はい。
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日によって仕事の内容が変わることに対して、抵抗はありませんか。
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あまりありませんね。
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今はどのようなお仕事をされていますか。
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企業から指定された個人のお客様に対して、サービスの案内の電話をかけています。最近、電話を使った犯罪も増えているので、うまく話しができないことが多くて、みなさん、苦労されています。
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みのりさんは、電話を使った仕事はどうですか。
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これまで、同じような仕事の経験はありますが、話すことが得意ではないので、アポイントを取ったり、案内をする仕事は苦手ですね。できれば相手の方の顔を見ながら話したいです(笑)
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でも、上手ですよね。
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最近、やっと慣れてきました。
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見えない相手と話しをするのはドキドキしますよね。
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相手の方も警戒していることが多いので、いかに心を解いていくのかが大事ですね。
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1日どのくらいの時間、電話をされるんですか。
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1日、午前中2時間、午後2時間ぐらいですね。
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先ほど、みのりさんは電話の仕事は苦手とお話しされていましたが、みなさんが、仕事をする上で重要なポイントは、仕事の内容ではないということでしょうか。
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そうですね。仕事の内容よりも、勤務時間や日数が自分の条件にあっていることが重要ですね。
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ママスクエアでは、お2人以外にもご活躍いただいているママがいらっしゃいますが、何名ぐらいの方が、どのような時間帯でお仕事をされていますか。
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10名のママが活躍しています。時間は、午前の方が8名、午後からの方が2名です。幼稚園のお子さんがいる方が多いですね。そのためか、最近のママ達の話題は、「ラン活」です。
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ラン活?
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ランドセル選びです。特に、5歳~6歳のお子さんがいるママ達は熱心に話してますね。みなさん、それぞれにこだわりがあるようです。(笑)
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なるほど。
一歩を踏み出す勇気
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これから働こうと思っているママに対して、アドバイスはありますか。
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ママスクエアのような場所がなければ、私は、まだ働いていなかったと思います。自分の希望にあった働き方ができる職場に出会ったからこそ働いているのだと思います。自分にとっていいと思う仕事に出会ったら、勇気をもって一歩を踏み出してほしいと思います。
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何事も当たって砕けろではないですが、やらないで後悔するより、やって失敗したほうが、ずっと気持ちががいいと思います。チャンスがあれば、ぜひチャレンジしてみてください。
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日本の労働人口はどんどん減少していく中で、女性の活躍が求められています。最近では、子育て中の女性が働きやすい環境が少しずつ整ってきているようですが、まだまだ不十分なところもあります。ママスクエアのような場所が、ママ達の将来に向けたキャリアアップの機会になればいいなと思っています。みなさん、ありがとうございました。